銀河釉モザイクアート3「ミネルヴァのフクロウ」
去年に引き続き、試行錯誤中の銀河釉モザイクアートを公開!今回は、フクロウ。
「ミネルヴァのフクロウは黄昏に旅立つ」。かつての哲学者のその言葉が意味するように、中尾哲彰という一つの時代の夕暮れに、その時代を省みるように研究する中から新しい何かが生まれようとする。その胎動にとなることを祈る息子の作品です。
雨漏りで築70年以上の工場の壁を修理した時に剥がした木の板。その年季の入った木を、そのまま亡き祖父がつくり残した木枠に貼り付けてできた木枠と作品は、文字通り玉峰窯の歴史の中に存在しています。残念ながらいつの間にかラムセスの爪研ぎになって、木枠の一部が破損しました...。
▼モザイクアートストーリー
「銀河釉」という焼き物は、途方もないほど難しい。科学を知り、自然を読み、万全を期してなお、最後は炎に委ね、半数以上が破片となる。弟子、息子の時代となればなおのこと。そうした破片たちは、これまで作者のお義父さんの手によってモザイクアートへと形を変えてきました。そして再び、大量に生まれるであろう破片たちを生かした、銀河釉のモザイクアートの試作品たちが生まれてきています。これは、銀河釉の破片が、もう一度何かへと生まれ変わるための挑戦です。
ご注意
商品情報
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