中尾哲彰、逝去のお知らせ
- 作者の息子
- 3月21日
- 読了時間: 2分

去る3月8日、
中尾哲彰は銀河を巡る永遠の冒険に旅立ちました。
長い闘病生活でしたが、
息を引き取る最後の日まで、
もう一度焼き物を作ることを望んでいました。
生前、多くの方に銀河釉を知っていただく機会を頂き、様々な出会いに恵まれたことは、父の人生において大きな喜びの1つでした。
生涯かけて創り出してきた、気高く美しい作品の数々。
そこには人類への夢、そして希望の光が託されています。

その作品たちを眺めていると、
大きな存在を失い、砕けそうな悲しみの中でも、
父が語りかけてくれるように感じるのです。
こちらの動画は、通夜・葬儀にて流した回想の動画です。
「中尾哲彰」の一生が詰まっています。
動画作成にあたり、多くの方々が送ってくださった思い出の写真の一部を、動画に使用いたました。

また、式場では「銀河のオデッセイ」を含む、銀河釉の作品を並べ、
父は作品にも見守られながら式を終えました。
失意の中でもいっそう輝きを増す銀河。
父の意志や想い、そしてその夢は銀河釉の物語として、
これからも終わることなく続いていきます。
中尾哲彰、その類い稀なる人生、
夢のような時間をくれた父の姿はいつまでも私たちの心に生き続けます。

また、今後につきましては、銀河釉の夢は娘の夫・ステンと息子・真徳に引き継がれます。
二人の挑戦の様子もNHKのドキュメンタリーで放送されていますので、ぜひご覧ください。
※見逃し配信は、NHKプラスにて3/22午前中まで

※中尾哲彰逝去にあたり、今後の作品の販売につきまして、
考えたいとの理由で現在止めております。
オンラインショップのページも一部ロックしております。
陶器市についても現在検討中ですが、中尾哲彰回顧展のようなものをできたらと考えています。
また、今後の方針につきまして決まり次第、お知らせいたします。
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