2015年6月4日

お客様のお便り「有田陶器市で出会った銀河釉について」

堀田様より、素敵な一文を新聞に投稿していただきました。
そして、それを読んだ私たちのまわりの人々が、新聞の切り抜きを届けてくださり、また、メールやお電話でご自分のことのように喜んでいただいております。
たくさんの人たちに応援していただいている銀河釉を実感しています。
皆様、本当にありがとうございました。

銀河がやって来た

佐賀県・有田の陶器市に初めて行った。
ある店に、まるで銀河を流しこんだような焼き物が展示されていた。

銀河釉とある。

一目でとても私には買えぬ品だと思ったので、作品鑑賞に切り替えた後、外に出たら、店先にワゴンが出ていた。作品として展示するにはちょっと、という品だという。見れば、私にも買える値段。好きな青地に銀が輝く湯のみがあった。

普段使いの食器を補充するための旅だった。
余計なモノは買うまいと思っていた。
だけど、銀河のかけらでお茶ってすてきじゃない?と心が動いたのだ。

思い切って買うことにした。

帰宅して包みを開けるときは、あのとき目にした魔法がとけているのではないかと、どきどきした。だが、それは杞憂(きゆう)だった。

夜のあかり、朝の光、昼の光、夕焼け。光や見る角度によって違う顔を見せる夏銀河の湯のみ。
飽かず眺めるうちに、作品としてどこに難があるのか分かってきたような気もしたけれど、それでも私はこの小銀河に満足している。
ああ、だけど、つい見入ってしまうので、いまだこれでお茶を飲めてないのが一番の難点かもしれない。

西日本新聞の投稿欄(紅皿)より引用

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